初心者が遊ぶ難易度:皇子 0
はじめに


初心者が始める難易度:開拓者ではとりあえず一通り遊ぶためだけの最低限の説明に留めたが、この記事は初心者が中級者にステップアップするための攻略法を教えるぞ。だから解説もちょいムズ。

プレイヤーは前回に引き続き織田信長だ。UAの武士道を活かすため初めての戦争をやってみるとしよう。お楽しみに。

ゲームセットアップでは織田信長、マップタイプ:フラクタル、マップサイズ:普通、難易度:皇子、ゲーム速度:スタンダード。

それでは、ご覧下さい。
不思議のダンジョン

シヴィライゼーションの世界(マップ)は、プレイごとにランダム生成される。風来のシレンやトルネコシリーズみたいな感じ。

どんな世界になるかは選択したマップタイプで決まる。前回選んだパンゲアは世界に大きな大陸がたったひとつ。今回のフラクタルはランダム要素が強いマップ。

陸マップなら陸軍を、海マップなら海軍を、と地形が変わればプレイングも変わる。いろんなマップで遊んでみよう。
難易度:皇子

難易度:皇子はプレイヤーとAI文明が同じ条件で戦う難易度。初心者がゲームに慣れるのには皇子は最適だ。

Civ5の攻略本!をちょろっと読んでもらえれば、皇子くらいなら負けることはないだろう。もし皇子を難しいと思ったら難易度をひとつ下げりゃいい。
ターン0の行動


ゲームスタートしたらすぐに開拓者で首都建設!…というのは得策ではない。ちょっとしたテクニックが首都の出力向上に繋がるのだ。

まず開拓者より先に戦士を移動させる。戦士を左下に移動させると…


新たにカニ資源を発見。開拓者が現在の位置で首都建設すると、このカニに市民を配置することはできない。市民を配置できるタイルは都市の周囲3タイル以内までだからだ。
丘陵タイルの上に都市建設

それと、都市直下タイルも重要だ。丘陵タイルの上に都市建設すると都市の+1。宮殿から
+3なので首都の生産力が基本値の
4→
5になるので25%プラスにもなる。

この1が遺産レースや開拓合戦の勝敗を大きく左右することも。丘陵タイルの上に都市建設、覚えておこう。


開拓者を右下の丘陵タイルに移動させ、次ターン首都:京都を建設。
食料・ハンマー・ゴールド

忘れてたわからんでもええやろ、と思って説明していなかったことがある。食料、ハンマー
、ゴールド
のことだ。

食料は人口の成長に、ハンマーはユニットや建造物の生産に、ゴールドは資源の輸入や購入に。穀物庫や工場、銀行などの建造物で出力が増加する。
研究と生産の選択

研究は、弓術→畜産→採鉱→石工術→陶器→筆記→車輪→数学 と進める。生産は、斥候→モニュメント→労働者→アルテミス神殿 でイクゾー。

ここで一つ豆知識。初手生産、特に「斥候(→斥候)→モニュメント」は毎回テンプレ化する。いちいち設定するのがめんどくさいので生産予約を使おう。

都市画面の左下の[生産予約キューを表示]をクリックすると…


設定した順番に生産されるぞ。また生産予約キューを使うことで緊急生産ができる。急いでつくりたいものをキューの先頭にすることで優先して生産できるんだ。

宣戦布告されて都市を占領されそうってとき、世界遺産をちんたら生産していてはダメ。防衛施設or軍事ユニットを緊急生産だ。
優良タイルの購入


ターン4、戦士が古代遺跡からゴールドを引く。本当は文化力のボーナスを引きたかったところだが…ゴールドも使えないでもない、さっそく利用しよう。


都市画面の下の[タイルの購入]をクリックし、家畜タイルを50で購入。食料が増えたので人口成長が早くなる。

気をつけて欲しいのが、首都ではタイルの購入は最小限に留めることだ。首都は伝統オープンの+3や世界遺産の文化力ですぐに都市圏が拡がるため、タイルを購入する必要はあまりない。

今回は説明のためにタイルを購入したが、石材タイルでも出力は十分だし必要なかったかもしれないな。
市民の手動配置


上の画面で家畜タイルに南京錠のようなマークがあるのがわかるだろうか?これは市民の固定を意味している。

普通、市民は自動的に配置されるのだが、プレイヤーが手動で配置しなおすことができる。これで市民を好きなタイルで働かせることが可能だ。

市民を手動で配置する方法は、[タイルの黒丸]をクリック。南京錠マークになるのでもう一度クリックすると、自動配置の黒丸に戻る。

基本的には自動配置で構わないのだが、世界遺産レースでは必ず市民を生産重視の配置に再設定すること。数ターン早く建設できるようになるので、成否に関わる重要なテクニックだ。
醍醐味

報告!パンテオン:環状列石(採石場より+2)を取られました!

がああああ がああああ

宗教の説明する予定だったのにどうすんだよ…ストーンヘンジを建てようにも、暦資源ないから大きな遠回りになるし………しょうがない、宗教の創始は諦めるか。

難易度が上がるに連れて、こういった妥協が必要になってくる。限られた状況下で最善の選択をするのがシヴィライゼーションの醍醐味でもあるのだ。
最初の文明と遭遇


ようこそ、インドネシアへ。


インドネシアのガジャ・マダと遭遇。一番のご近所さんとは立地の奪い合いをすることになるので、どこにいるかの把握は重要だ。
立地特性

日本とインドネシア、立地特性どおり海沿いスタートになったな。

立地特性とは、ゲーム開始時に文明が配置されやすい場所の傾向のことだ。海洋系能力をもつ文明は海沿い、ロシアはツンドラなど、文明の個性が強調されやすい。

立地特性はシヴィロペディアに書いてないので、オレ流、文明・指導者評価を参照してくれ。
初期探索完了


探索がある程度完了。中央に第二都市が建てば、4都市は問題なく建ちそうだな。ド序盤が終わったところで次のページへ。
おまけ:初手労働者という愚策


Civ4ではメジャーだった初手労働者ですが、Civ5ではめっきり見なくなりましたね。何故でしょうか?

労働者のコストは斥候+モニュメントと同じくらいです。上の画面はターン13、斥候+モニュメントが完成したターンなのでだいたいターン15前後に初手労働者が完成することになりますね。

上の画面では、家畜タイルをゴールド購入しただけでまだ一度も文化圏が拡がっていません。モニュメントがないと労働者が改善できるタイルがなくなり、労働者を待機させる状況に陥ります。

Civ4と違って初期テクノロジーが農業オンリーなのも一因です。今回のプレイでは都市圏に丘陵が2つありますが、丘陵が1つもないことはしょっちゅうで、その場合労働者は使いもしない非淡水タイルに農場を貼る作業をすることに。

そして相変わらず蛮族が都市圏にうじゃうじゃやってきます。戦士を探索に出していて首都から離れていると、蛮族がやってくる度に労働者は逃げまわる必要があり、無駄が増えます。

まあ、口で説明するより実際にやってみるといいかもしれません。それにCiv5では上級者は労働者を生産するのではなくアレしますからね…