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初心者卒業の難易度:皇帝 0

はじめに

ゲームセットアップ

今回は外交勝利のプレイレポ。それならギリシャとか使うのかな?と思うかもしれませんが…

今回のマップは多島海。だからイギリスのエリザベス、というわけです。その代わりギリシャを敵として参加させています。

ゲームセットアップはイギリスのエリザベス、マップタイプ:多島海、マップサイズ:普通、難易度:皇帝、ゲーム速度:スタンダード。

Civilizationにおいてイギリスがいかにスペシャルな存在であるかを、お見せしましょう。

多島海

パンゲアが陸マップ、大陸が陸と海のマップ、そして多島海は文字通り海マップです。

三段櫂船や、光学で出航可能になった陸上ユニットで海を渡らなければ、文明と遭遇することすらありません。なので宣戦布告されにくい開拓負けしにくい、などのメリットが。

デメリットとしては、海タイルが増えた分丘陵が減ってハンマーが足りない探検要員の三段櫂船の操作がめんどいなど。

めんどいのに目をつぶれば楽しいこと間違い無し。多島海はおすすめのマップです。

多島海イギリスプレイ

イギリスはUA:沈まぬ太陽で全ユニットの海上移動力+2。三段櫂船は4+2=6、出航ユニットは2+2=4に。

いち早く神立地の新大陸を発見したり、シーレーン(貨物船)防衛などの蛮族対策が楽ちんだったり、逆に貨物船を略奪しやすかったり。

初めて多島海を遊ぶのであれば、是非イギリスで。そしてスパイ+1のイギリスUAに感動し、イギリスの素晴らしさに目覚めるのです。

皇帝

難易度:皇帝ですか、だんだん難易度が上がってきましたね。まあイギリスだとスパイが捗るから皇帝だと物足りないくらいなのですが。

国王→皇帝での大きな違いの一つに、AI文明が最初から陶器・畜産・採鉱を取得している、というのがあります。暦・筆記までが早いので、ストーンヘンジやアレクサンドリア図書館を建てるのは皇帝ではキツい。

Civilizationが序盤をなんとか凌ぎ、中盤テクニックで追いつくゲームであるのを理解するには皇帝はちょうどいい難易度でしょう。目指せ初心者卒業!

強制OCC

神立地?

ゲームスタート!ってすごい立地引いちゃいました。とはいえこれ、予め用意しといたボツ素材なんですけど。なぜなら…

周囲は他文明&都市国家、都市出しできない

はい、すっかり囲まれちゃってますね。いくら長弓兵があるといってもOCCプレイはマジ勘弁。制覇勝利のプレイレポなら別にこれでもいいっちゃいいんですが。

今度こその神立地

今度こその神立地

改めましてのゲームスタート!この立地は99点!隣に山岳あれば天文台が建つのに、くらいしかケチのつけようがない素晴らしい立地ですね。ちょっと説明してみようと思います。

1.平原・丘陵多め

前回のアステカプレイでは草原しかもジャングル立地でしたね。食料多めハンマー少なめでした。まあ陸マップならたとえジャングル立地でも、困るよ~ですむのですが、多島海だとちょっとキツいです。

多島海では首都以外の都市の出力はあまり期待できません。特にハンマーが足りないんです。労働者拉致なんかも不可能ですしね。せめて首都くらいはハンマー出したいところ。

丘陵タイルに都市建設は大前提。なくても最初の市民は家畜・小麦・鹿などの優良タイルで働かせたい。

2.塩立地

戦国時代、上杉謙信や武田信玄の活躍の背景には金山があったとか。Civ4でも金は欠かせない存在だったのですが、Civ5では塩を制するものが世界を制す。

塩の強さの原因は、増幅施設なしで+2されるのと、群生属性があるところ。増幅施設ってのは造幣所や厩舎のこと。群生についてはマップ生成時の資源配置表を参照。

3.もう一つの高級資源が宝石

実は塩立地にも弱点があります。それは、塩ばっか湧きすぎて他の高級資源が少ない点。多島海では他文明との遭遇がクッソ遅い場合、既にダブり資源は売り切れ、なんてことも。

ほとんどの場合、首都には二種類の高級資源はあるもんなんですが、これが大理石やカニではテクノロジーの回り道が必要になります。その点、塩と宝石なら採鉱ひとつで改善可能

4.周囲1タイル以内に森林

多島海では開拓先が少ないがゆえに、AI文明の太古の世界遺産の優先順位が高い。アルテミス神殿の建設の際には森林の伐採ハンマーを投入したいところ。

5.周囲2タイル以内に山岳

パンゲアに比べて山岳も少ないので、マチュ・ピチュはもらったも同然でしょう。

6.守りやすい

接する海タイルがたったの一つなので海軍白兵ユニットに殴られにくく、宣戦されてもへっちゃら。まあ多島海では宣戦される=貨物船全滅なのでそうなる前に手を打たなきゃいけないのですが。

斥候不要

プレイ再開。さて、初心者に一応伝えておくと、多島海では斥候不要です。最初に配られた戦士だけで探索完了しちゃいますから。

なので生産はモニュメントからはじめましょう。今回はモニュメント→労働者→アルテミス神殿。同じ大陸に都市国家がいれば労働者は拉致できるんですが、いるかどうかわかんないので自力生産。

帆走

研究は、弓術→採鉱→畜産→陶器→帆走。イギリスだからアルテミス神殿つくってますが、創造主多島海プレイではアルテミス神殿はかなりキツいです。諦めた方がいいかと。

帆走の獲得

ターン33、帆走を獲得。まあしばらくは三段櫂船出さないんですが。それでも帆走は極力急ぎましょう、めぼしい立地を取られる前に探検すべし。

多島海での序盤の研究

帆走獲得後のテクノロジーツリー

パンゲアでは、穀物庫や図書館を建てる前に開拓者を出すでしょう。一方多島海では、同大陸に都市を建てる場所がない場合、開拓者が海を渡るために光学が必要なので開拓者はかなり遅れてしまいます。

なので光学を急げって話ですが、今回は同大陸で三都市くらいは建ちそうなので光学は後回し。鉄の可視化のための青銅器を急ぎます。

ふつーUUに必要な戦略資源は文明補正で湧きやすいもんなんですが、多島海イギリスプレイでは滅多に鉄を見ないですねえ。

空中庭園は捨てる

今までのプレイレポでは空中庭園を建てるために数学を急いでいましたが、多島海では空中庭園をスルーするといいでしょう。

多島海では多くの場合道路いらずなので車輪の価値が低い。そして数学のコストはそこそこ重く、青銅器による鉄の可視化もかなり遅れます。それに空中庭園の+6なんか多島海では貨物船一体で賄えますからね。

ところで、多島海ではAI文明もあまり都市を多く出せないと判断するのか、解放を選ぶAI文明が減って伝統が増えるような…気のせい?

都市出しは低緯度に

第二都市建設候補地

開拓者で第二都市建設。ロンドン右下の戦士の位置に。しかしいい立地ですねぇ…グレートブリテン島ですわこれは。

開拓負けしにくい多島海であっても、ぼさっとしてると別大陸から他文明の開拓者がやってきます。当然ツンドラの高緯度地帯よりも低緯度地帯からやって来ることが多いので、取られそうな立地から埋めていきましょう。

見え透いた罠

ターン58までアレクサンドリア図書館未建設

ターン58、未だアレクサンドリア図書館が残っている。ここで初心者はワンチャン、ありますよね?つって狙わないように!

世界遺産がだいたいどれくらいの時期に建てられるかの把握にはプレイ時間最低100時間は必要。アレクサンドリア図書館は創造主では30ターン以内に建つこともあるほど人気の世界遺産、間違いなく数ターン以内に取られることでしょう。

ただし、空中庭園やピラミッドのような建設条件に社会制度が必要な世界遺産は遅くまで余っていることがわりとあります。社会制度を誰も持っていない(オープンは確認できないが)のを確認したなら狙ってよし。

パンテオン

地母神の選択

アルテミス神殿の建設後、即座に建てた神殿でパンテオン:地母神(銅・鉄・塩の+1)を開始。地母神は塩立地最強伝説の要因のひとつでもあります。

高級資源取引先を求めて

高級資源二種だけでは第三都市の建設は不可能。てわけで高級資源取引先を求めて、三段櫂船を生産。移動力+2でサラマンダーより、ずっとはやい!!

インドネシアの文化圏を発見

あら、この水色はもしかして…

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