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これが創造主の大砲ラッシュだ

はじめに

Civ5の攻略本!が世界一のCiv5攻略サイトになるために不足していた最後のピース、それは難易度:創造主での大砲ラッシュの解説だ。

このことにはサイト更新終了後に薄々気づいていたのだが、忙しかったので一年もの間執筆できずにいた。そしてこの記事はCiv6の攻略本!の執筆を断念したことによる謝罪に変えて、という意味もあったり。

先日お問い合わせで「このサイトのおかげで不死制覇勝利できました~civ6の攻略本も楽しみにしています!」とのご連絡を頂き、こりゃ明確に態度を表明しとかにゃいかんなと思ってな。いやCiv6の出来が理由なのではなく、時間的余裕がないからだ。期待してくれていた方々には申し訳ないと思う。

前置きはこの辺にして、最後の解説を始めよう。

下ルートスパイ経済・改

Civ5の攻略本!の代名詞でもある下ルートスパイ経済は管理人の脳内ではCiv5最強の戦略である一方、読者にとってはそれほどでもなかったかもしれない。というのも高難易度のための戦略であるというのに低難易度の初心者向けプレイレポで披露し、あっという間に盗むテクノロジーがなくなるという醜態を晒したからだ。

名誉を挽回すべく、満を持して下ルートスパイ経済・改を皆様に授けよう。ざっくり言うと、システィーナ礼拝堂を完全に捨てて、活版印刷→銀行制度→経済学→工業化→…→ダイナマイトと進み大砲ラッシュをかけるというものだ。2人目のスパイがもらえる工業化入り最速ルートでもある。

上ルートと下ルート

そもそも大砲ラッシュがいまいち決まりにくいのは、産業時代は工場、公立学校、そして考古学者に優先してハンマーをつぎ込み、カノン砲なんかつくってる場合じゃねえ!となりがちだからだ。それらの後にだらだらつくっても、気づけば敵には第一次大戦歩兵が登場して手遅れになるか、もう爆撃機ラッシュでよくね?というところまでテクノロジーが進むかだ。

通常の上ルートルネ入りでは、教育→音響学→建築と進んで南京の陶塔を早めに確保し、そのまま科学理論→考古学でがっちがちの上ルート内政に入る。戦争のリスクは全て宣戦依頼でかわす。

一方下ルートスパイ経済・改では、音響学、建築、科学理論、天文学、航海術、考古学は全てスパイで技術窃盗するかダイナマイト獲得まで後回しにする。もちろん戦争ありきなのでカモが近場にいなければ素直に上ルートを進もう。

システィーナ礼拝堂という良遺産を無視してしまえば、音響学、建築は価値の薄いテクノロジーと化す。エルミタージュ美術館はそもそも万国博覧会金賞のブーストや思想圧力対策のためのもので、急いで建てる必要は特にないしな。

南京の陶塔はまず建て負けないが、万が一奪われてもそれこそ大砲ラッシュで奪い取れば大技術者プラス大科学者マイナスの合計プラマイゼロだ。それに合理主義を採用するような数少ない文明は世界遺産もどっさりだろう。

そしてその先の科学理論を後回しにすれば当然、公立学校の建設も遅れる。これはさすがに賛否両論あるだろうが、しかし以降競争になるめぼしい世界遺産もないのだから何の問題ですか?と言いたい。ただし公立学校と違って工場、研究所は軽視してはいけない。

科学理論が遅れれば否応なしにカノン砲でもつくるか!となる。こうなるとロケット砲ラッシュと違って英雄叙事詩都市で全てまかなうとはいかなくなるが、そんなこだわりは捨ててしまえ。

ダイナマイトを急ぐと自ずとその次のテクノロジーである鉄道も早いのだが、大砲ラッシュには肉壁となる労働者の動員が必須なので、鉄道は後回しにすることが多い。

スパイを内政派に

スパイ先はそれら上ルートのテクノロジーを優先する内政派を選ぶ。それこそあえてシスティーナ礼拝堂を建てさせ、大砲ラッシュで奪いたい。内政派を襲うと世界の敵になりがちなので、予め外交を固めた上で非難声明をとばすのを忘れずに。

大砲ラッシュでの攻略先にスパイを送れば、実質スパイバレペナを無視できるのも利点。本来ならば戦争リスクを恐れてスパイ先は遠方の文明を対象とするわけだが、近場の内政派が選択肢に加わることでスパイが捗りやすくなる。繰り返すが、大砲ラッシュをかけるに値するカモが近場にいなければ(略)。

大砲ラッシュはそのままロケット砲ラッシュに移行できるので、普通8文明なら制覇勝利も容易い。高難易度であれば、奪った都市を売り払って大金を得るため科学勝利や外交勝利とも相性が良い。もちろん傑作や世界遺産を奪う文化勝利も大本命で、要は勝利方法を選ばない万能っぷり。

以上が下ルートスパイ経済・改だ。では今から大砲ラッシュの方を実際にやってみせる。

都市防御114vs大砲戦闘力28

今回攻略する都市はマヤの首都パレンケっ。赤い城と、空中庭園もち(都市防御は人口依存)。都市防御114のこの都市は、私の大砲ラッシュに耐える事が出来るでしょうか?それでは、ご覧下さい。

…まあ考えなしに特攻したら撃沈不可避。なので事前に宣戦依頼などで戦力を消耗させよう。なんだかんだでCiv5は外交ゲーという大原則からは逃れられない。

包囲

無双できるロケット砲と違って、大砲の戦闘力28(都市攻撃は3倍の84)は物足りない数字。射程3タイルなので都市の砲撃を受けないが、何も考えずに進軍すると3タイル先に配置できない大砲が現れ、都市の砲撃範囲に入らざるをえなくなる。

画像の7体の大砲の配置を見てほしい。見事に都市を包囲しているだろう?この布陣は是非とも初心者には参考にしてもらいたい。

ちなみに都市を包囲するにはフランス領内を進む必要があったので、金を払って国境開放させた。下ルートスパイ経済・改は考古学が遅れるため、史跡がどこにあるかわからない。すると考古学者の史跡盗掘のリスクが生じるのでこちらの国境は開けないわけだ。

なお、敵が馬資源もちだと大砲が騎乗ユニットに襲われてしまうので、前面に白兵ユニットを出してZOCで守る必要がある。事前に攻略対象が馬資源もちかどうか、そして慎重を期す場合は騎乗ユニット生産のパラメータを確認しておこう。

大砲が損傷したら自然回復を待つのではなく、略奪でHP+20しよう。略奪したタイルを自分の労働者で修復することで、何度も略奪が可能になる。

兵法

占領。都市防御100以上の都市であっても大砲7体で一斉攻撃すれば余裕。ここで遊兵(戦闘に参加できない戦力)を出してしまい、大砲2、3体でちまちま削っていると押し負けてしまうぞ。

こうした解説ができるのは、管理人が子供の頃から三国志を読んだりして兵法の基礎を学んだからだ。なお現代社会では役に立たない模様。いや…やっぱ知らないとこで役立ってるかもしれんわ。

さいごのさいごのさいごのさいごのさいごに

これからもCiv5を遊ぶ際のお供に、Civ5の攻略本!をよろしく。


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